親も、ただの一人の人間である
※この画像はAIで生成されたものです
子どもの頃、親は、どこか特別な存在に見えていました。
何でも知っていて、間違えない人。
困ったときには、正しい答えを出してくれる人。
そんなイメージを、無意識のうちに持っていた気がします。
しかし、大人になり歳を重ねるにつれて、少しずつ見え方が変わってきました。
親は完璧な存在ではない
親は人生の先輩ではありますが、完璧な存在ではありません。
失敗もすれば、判断を間違えることもあります。
感情に左右されることもあれば、知らないことも当然あります。
書き出してみると当たり前のことのようですが、私が若い頃は、それを意識できていませんでした。
親の事は、「親」という役割で見ているため、一人の人間として見る視点が抜けていたのだと思います。
しかし、よく考えてみると、親も最初から親だったわけではありません。
一人の人間として生きてきた時間の中で、途中から「親」という役割を持つようになっただけです。
その中で、試行錯誤しながら子育てをしてきたはずです。
私は、そのことにふと思い至った時、親に対しての考え方が大きく変わりました。
親に過剰に期待しない
親に対して強い期待を持っていると、その分だけ失望も大きくなります。
「もっと理解してほしい」
「こうしてほしかった」
「なぜ分かってくれないのか」
こうした思いは自然なものですが、前提に「自分の親なら分かってくれるはず」という期待があることも多いように感じます。
しかし、相手も一人の人間である以上、すべてを理解することはできません。
考え方も価値観も違って当然です。
親との距離感を調整する
親を一人の人間として見るように心がけると、適度な距離を保ちながら関わることができるようになります。
必要以上に頼りすぎることも、逆に過剰に反発することも減っていきます。
これは冷たくするという意味ではなく、お互いに違う一人の人間として、尊重しながら関わっているという感覚です。
親とは、分かり合えない部分が残ることもあります。
それでも問題はありません。
お互いに違う一人の人間だと分かっていれば、無理に共感してもらおうとはせずに、「この人はこういう価値観なんだ」と、違いも上手く飲み込めていけるはずです。
親を特別な存在として見るのではなく、一人の人間として見る。
そうする事で、過度な期待も過剰な失望も減り、お互いに無理のない穏やかな関係が築けるのではないでしょうか。
